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シリコンナノ構造で環境熱から発電――トリリオンセンサ社会に貢献――
シリコンナノ構造で環境熱から発電――トリリオンセンサ社会に貢献――

シリコンナノ構造で環境熱から発電(1200_800).jpg

東京大学 生産技術研究所の柳澤 亮人 特任助教、野村 政宏 教授らは、熱の流れを制御するナノ構造を用い、大面積で大量生産が可能なシリコン熱電発電素子を実現し、これまでのシリコン薄膜を用いた素子に比べ、10倍以上大きな発電性能を達成しました。
膨大な需要が見込まれるセンサの自立電源として活躍が期待でき、老朽化したインフラのモニタリングへの活用などにより、社会の安全性向上に貢献することが期待されます。