21世紀に入り、中国、インドを初めアジア新興の発展途上国の都市は、スプロールした現状からコンパクトシティーに縮退していく急速な変革期に置かれています。都市のエネルギー消費と大気汚染を軽減して、都市の競争力を高めて社会のサステナブルな発展を維持できるように、「公共交通指向型(都市)開発」、いわゆるTODモデル、がアジア各国の多くの都市に対して必要な選択になります。今後20-30年以内に、アジアの都市が道路交通時代から鉄道交通時代に変化することが予想されます。
世界のTOD分野に関連する研究を融合して、中国などのアジアの国々のニーズに適用する現代的なTODモデルを研究するために、本研究部門を設立します。