2018年3月22日から24日にかけて、人間・社会系部門の沖一雄准教授と芳村圭准教授が米国エモリー大学を訪れました。在アトランタ日本国総領事館は、日本の大学との交流促進、提携締結などを視野に入れた教育事業の一環としてエモリー大学にて講演会Speaker Series from Japanを実施しています。今回、沖准教授はDevelopment of innovative food production technology through integration of engineering and agriculture for American Pecan Nuts(アメリカンピーカンナッツ栽培における農学工学統合による革新的生産技術)、芳村准教授はClimate change impact on terrestrial water cycle(気候変動による陸域水循環への影響評価)というタイトルで、それぞれ招待講演をしました。
エモリー大学はジョージア州アトランタ近郊にある名門私立大学で、特に疫学研究の全米における一大拠点です。このたび、2017年11月に東大NYオフィス主催で行われたUTokyo NY Conference 2017での食料生産研究に関する講演を起点に、ジョージア州の名産であるピーカンナッツ生産やその気候変動による影響について、将来の共同研究を見据えた情報交換を行いたいとの声がかかり、実現しました。
今後、エモリー大学とは、本学医科学研究所をはじめとする他部局とも合同で、協定締結を視野に入れ、連携をすすめていく予定です。
なお、当講演は、内閣府政府広報室事業により、在アトランタ日本国総領事館の協力を得て実現しました。
講演の様子
質問を受ける沖准教授(右)
質問を受ける芳村准教授(左)