東京都が大学研究者、都民、職員から事業提案を募集し、都の施策に反映させる事業提案制度に、電気通信大学と東京大学からの提案が採択されました。
提案テーマは「都市型太陽電池による創電・蓄電の強化推進事業」で、令和5年度から3年間の東京都事業として実施されます。一日の総発電量が平板型の約1.5倍で、軽量で運搬やメンテナンスの容易な円筒形太陽電池を建物の壁面などに設置して、平地の少ない都市で太陽光発電量を倍増し、全都民に太陽光発電の可能性を提示(提供)するものです。さらに、エネルギー+情報のネットワーク化によりHTT(減らす・創る・蓄める)を可視化して活用することで、都市の柔軟性を向上させることを目指します。
事業主体 東京都、国立大学法人電気通信大学、国立大学法人東京大学
事業名 都市型太陽電池による創電・蓄電の強化推進事業
事業期間 令和5年4月〜令和8年3月
提案代表者 横川 慎二 教授(電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター)
共同提案者 早瀬 修二 特任教授(電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター)
曽我部 東馬 准教授(電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター)
澤田 賢治 准教授(電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター)
市川 晴久 特任教授(電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター)
今井 公太郎 教授(東京大学 生産技術研究所)
本間 健太郎 准教授(東京大学 生産技術研究所)
同提案の採択に伴い、令和5年2月7日(火)に東京都庁で開催された感謝状贈呈式に、研究代表者として電気通信大学の横川慎二i-パワードエネルギー・システム研究センターセンター長・教授が出席いたしました。
なお、贈呈式の実施や採択課題については、東京都財務局HPに公表されています。
東京都財務局HP:https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/
円筒形太陽電池ユニットの壁面設置イメージ