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【報告】LIMMS/CNRS-IIS評価委員会を仏国パリCNRS本部にて開催(開催日:2024/10/16)

 本所とフランス国立科学研究センター(以下、CNRS)は、約30年間にわたって共同研究を実施しており、本所に「LIMMS/CNRS-IIS 国際連携研究センター(Laboratory for Integrated Micro-nano Mechatronic Systems 以下、LIMMS)を設置している。約5年おきに本共同研究成果についての評価がステアリングコミッティメンバーにより行われ、10月16日(水)にパリのCNRS本部にて開催された。

 午前の会議では、日本からは 本所 年吉 洋 所長のほか、LIMMS野村 政宏センター長 、LIMMS Sebastian Volz ディレクター、評価委員として本学 田畑 仁 教授、野地 博行 教授が参加し、フランスからは Lionel Buchaillot情報・工学部門長ほか8名の評価委員が参加した。また、LIMMSホスト教員として本学 三田 吉郎 教授及び 本所 南 豪 准教授も交えて、エネルギー、バイオ、量子・分子技術からなるLIMMS主軸3テーマに関して直近5年間の共同研究成果や活動実績報告及びより発展的活動に向けた活発な議論が行われた。さらに日本滞在中のCNRS研究者とのオンライン面談も行われ、意見交換が実施された。午後の会議では、本所 平川 一彦 教授を始め上記LIMMSホスト教員及び当該ユニット参加歴のあるCNRS研究者による最新研究成果発表が行われた。以上の報告・議論・発表を踏まえ、委員会からは、ハイレベルかつ印象的な研究成果であること、また、LIMMS研究の卓越性ならびに継続的な努力がもたらすインパクトについて高い評価が得られたと同時に、更なるシナジーについての期待が述べられた。

 (LIMMS 准教授 南 豪、センター長・教授 野村 政宏、事務統括 平野 ゆみ)

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左から、CNRS本部中庭にて集合写真、
Buchaillot 情報・工学部門長による挨拶の様子
左から Buchaillot 情報・工学部門長、年吉所長、田畑教授、平野 ゆみ LIMMS事務統括、野村センター長、Volz LIMMSディレクター

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