最新の研究
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デザイン主導の市民参加型科学研究の可能性――環境問題へ親子参加で行動変容を促す新しいSTEAM教育プログラム――
デザイン主導の市民参加型科学研究の可能性――環境問題へ親子参加で行動変容を促す新しいSTEAM教育プログラム――

デザイン主導の市民参加型科学研究の可能性(1200_800).jpg

東京大学 生産技術研究所 附属価値創造デザイン推進基盤の左右田 智美 助教らの研究グループは、親や教師を含む地元の大人たちの支援を受けながら、子どもたちを対象とし、海洋マイクロプラスチックをテーマとした、市民科学・STEAM教育プログラムを企画・実施しました。
市民科学プログラムの研究では、ほとんど調査されることのなかった、地元の子どもたちと親との家族的な関わりに注目したことが新規な点です。
デザイン研究者が長期的に地域と関わり、市民と一緒にデータを取りながら解決策を考える方法の効果の可能性が観察された点で、STEAM教育や市民参加型科学研究の発展に貢献することが期待されます。