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【報告】2024年度CIRMM博士・修士修了者成果発表会を開催(開催日:2025/2/12)

 2月12日(水)、本学 先端科学技術研究センターのENEOSホールにて、本所附属マイクロナノ学際研究センター(CIRMM)が博士・修士課程修了者成果発表会を開催しました。発表会は、スライドを用いた口頭発表とポスターセッションの2部で構成され、CIRMMの教員、職員、学生、計55名が参加しました。

 開会にあたり、CIRMMセンター長の本所 高橋 琢二 教授から、真摯に研究に取り組んだ博士課程・修士課程の学生を称える挨拶がありました。口頭発表では、博士課程修了者の発表として、金 範埈 研究室のHeyi Jingさんがヘルスケアのための多孔質マイクロニードルアレイパッチについて、野村 政宏 研究室の Hongyuan Shiさんが次世代半導体エレクトロニクスのための冷却機構について研究紹介しました。講演後の質疑でも、会場の聴講者と活発な議論が行われました。その後、修士課程修了者9名による各5分間のショートプレゼンテーションが行われました。 

 ポスターセッションでは、ショートプレゼンテーションを行った修士課程修了者9名に加え、CIRMM自発的共同研究プロジェクトの2組が発表を行いました。同プロジェクトは、CIRMM内研究室に所属する学生同士が共同研究のアイデアを出し合い、それに対する研究費のサポートを行って共同研究を進めてもらうものです。計11件のポスター発表について、約1時間に渡って盛んに議論されました。年に何度かセンターの学生が集まるのが恒例となり関係性が構築されてきたおかげか、学生同士の活発な交流が見られました。所内での新たな共同研究へ向けたアイデアの交換にもつながったようです。本発表会の最後に、閉会の挨拶として副センター長の本所 高宮 真 教授から博士課程と修士課程の修了者に向け、激励の言葉がありました。 

 本成果発表会は、2022年度から始まり本年度で第三回となります。今回はセンターの研究室からの参加者が50名を超え、発表内容からも研究分野の多様化と学際研究の進展を感じることができました。                     

(マイクロナノ学際研究センター 准教授 松久 直司)

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左から、JingさんとShiさんによる口頭発表の様子、修士課程修了者 高宮 真 研究室 鋤田 陽平さんによるショートプレゼンテーションの様子

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成果発表会参加者による集合写真

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