2023.08.18 トピックス 【報告】「東京メトロ×東京大学生産技術研究所 鉄道ワークショップ2023 ~車輪のしくみを科学しよう~」開催(開催日:2023/7/27) #東大生研 次世代育成オフィス(ONG)は、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)と、中学生・高校生を対象とした「鉄道ワークショップ2023」を、7月27日(木)、東京都中野区にある東京メトロ中野車両基地と本所 駒場リサーチキャンパスを会場に開催した。
2023.08.08 トピックス 【報告】「光物質ナノ科学研究センター 最終シンポジウム」の開催(開催日:2023/6/14) 6月14日(水)13時30分より本学 先端科学技術研究センター ENEOSホールにて「光物質ナノ科学研究センター 最終シンポジウム ナノメートル領域の物理・化学・デバイスが拓く未来」を開催しました。
2023.08.08 プレスリリース 【記者発表】高性能ガラスシミュレーションモデルは現実を反映するか ――低温液体で現れた、予期せぬ構造化―― 東京大学 先端科学技術研究センターの田中 肇 シニアプログラムアドバイザー(特任研究員/東京大学名誉教授、研究開始当時: #東大生研 教授)、及び中国科学技術大学 トン フア 准教授(研究開始当時: #東大生研 特任研究員)は、結晶化や相分離を起こさないように、いろいろな大きさの粒子を組み合わせることで最近開発された並外れたガラス形成能力を持つ2次元液体モデルと、粒子サイズの入れ替えを許すモンテカルロ法の組み合わせにより、この2次元液体モデルの低温液体状態の性質を詳細に調べました。その結果、ガラス転移現象解明の切り札となり得るとして、最近大きな注目を集めているこのモデル液体は、低温で特殊な秩序を持つことが明らかになり、必ずしも典型的な液体とは言えないことを発見しました。
2023.08.08 プレスリリース 【記者発表】イオンごとに水のダイナミクスへ与える影響が異なるのはなぜか ――イオン溶液の挙動を統一的に説明―― 東京大学 先端科学技術研究センターの田中 肇 シニアプログラムアドバイザー(特任研究員/東京大学名誉教授、研究開始当時: #東大生研 教授)、浙江大学 シー ルイ准教授(研究開始当時: #東大生研 特任研究員)、カリファルニア大学 サンタバーバラ校 博士課程学生 クーパー アンソニー(研究開始当時: #東大生研 協力研究員)の共同研究グループは、イオンの大きさと電荷量を連続的に変えるという新たな方法により、イオンと水分子との相互作用を系統的に制御することで、イオン周りの水分子の双極子配向、水和殻の形成、方位秩序形成という階層的な秩序化という全く新たな観点から、イオン種に依存した水への影響の特異性の物理的起源を明らかにしました。これらの発見は、水溶液中のイオンが関与する様々なプロセス、生命現象などに基礎的な知識を提供するとともに、イオン水溶液の制御と応用のための物理的な原理を提供するものと期待されます。
2023.08.02 トピックス DLXデザインラボ:未来の材料「メタマテリアル」につながる光ナノ加工技術の紹介動画を公開 #東大生研 DLXデザインラボ(以下DLXデザインラボ)の高山 直人 特任研究員、内倉 悠 特任研究員、マイルス ペニントン 教授は、同研究所の立間 徹 教授、石田 拓也 助教、イ スンヒョク 特任助教と協力して、光を自在に曲げられるようになると期待される未来の材料「メタマテリアル」を実現に近づける、光ナノ加工技術を紹介した約5分間のショートフィルム(動画)を制作しました。本動画では、光ナノ加工実験の様子、光を曲げる原理のごく簡単な説明、実現への道のり、地下室からでも外の景色を眺められる「未来の窓」など、将来の応用例を紹介しています。このような動画は、ナノ材料や分子、原子など、目に見えないものに関する研究や、応用・実現への道のりが遠い研究を、広く社会に伝え、理解を得るために有効だと考えられます。
2023.07.21 プレスリリース 【記者発表】ガス貯蔵材料などに活躍、柔らかい次世代多孔性結晶開発へ――孔の硬さと大きさが変化し、分子の吸着・脱着状態が安定化―― #東大生研 の光元 亨汰 特任研究員、高江 恭平 特任講師は、ナノメートルサイズの小さな孔に選択的に分子を吸着し、消臭剤や脱水剤、触媒などで活躍する、柔らかい多孔性結晶の新たな理論モデルを提案し、分子吸脱着を制御する指針を得ました。分子吸着によって結晶の硬さや孔の大きさが変化することで、吸着・脱着状態が安定化されることが明らかになりました。優れた安定性を示すガス貯蔵材料や触媒など、機能的な多孔性結晶開発への応用が期待されます。
2023.07.20 プレスリリース 【記者発表】タンパク質が「形」を保つ力の超並列測定法 ――タンパク質科学のAI開発にも貢献―― #東大生研 の坪山 幸太郎 講師 (研究当時、ノースウェスタン大学、ポスドク)と、ノースウェスタン大学 ガブリエル ロックリン 助教らによる研究グループは、タンパク質の構造的な安定性を超並列に測定する方法を開発しました。従来は一度に1種類のタンパク質についての構造安定性しか測定できませんでしたが、90万種類程度をまとめて測定することに成功しました。疾患の原因となるアミノ酸変異の特定やタンパク質医薬の効率的な合成を補助するAI開発への貢献が期待されます。
2023.07.19 トピックス 【報告】2nd International Joint Student Seminar on One Health, One World (OHOW)(開催日:2023/6/28-29) 本学 ワンヘルス・ワンワールド連携研究機構(OHOW)は、6月28日(水)、29日(木)に2nd International Joint Student Seminar on One Health, One Worldをタイ王国のアジア工科大学院(Asian Institute of Technology: AIT)で開催した。
2023.07.19 トピックス 【報告】ワークショップ『台風を操る!?―未来の技術「気象制御」は何をもたらす?』(開催日:2023/7/5) 7月5日(水)に鹿児島県 肝属郡 肝付町で、一般市民を対象としたワークショップ『台風を操る!?―未来の技術「気象制御」は何をもたらす?』が開催され、58名の参加者があった。