2023.12.12 トピックス 【報告】第3回生産技術研究所とエックス・マルセイユ大学との交流ワークショップ開催(開催日:2023/10/31) 本ワークショップは、2020年に締結された#東大生研とAMUの研究交流覚書(MOU)に基づくもので駒場リサーチキャンパスにて開催されました。
2023.12.07 プレスリリース 【共同発表】大気の水循環を追跡する高解像度シミュレーション ―次世代の水同位体・大気大循環モデルの開発―(発表主体:国立環境研究所) 国立研究開発法人 国立環境研究所、気象庁気象研究所、国立大学法人 #東大生研 、国立研究開発法人 海洋研究開発機構、国立大学法人 東京大学 大気海洋研究所の研究グループは、湿潤大気の対流を表現できる水同位体・全球高解像度大気モデル(NICAM-WISO)を開発し、これまでの水平解像度を遥かに超える現在気候の再現シミュレーションを実施しました。モデルは水同位体比の地理的な分布だけでなく、水同位体比と降水量や気温といった気象学的な関係性も良くシミュレートすることができました。NICAM-WISOによる高解像度のシミュレーションは、幅広い目的に対応した代替データとしての利用可能性、過去の気候への理解・復元、気候モデルの高度化、気象予測への応用といった価値があります。
2023.12.05 プレスリリース 【記者発表】人のように一人称視点から実世界を理解する AIの実現に向けて ――大規模一人称視点・外部視点映像データセットEgo-Exo4Dを公開―― #東大生研 の佐藤 洋一 教授の研究グループは、Ego4Dコンソーシアムに参画する米国Meta社FAIRと世界各国の大学とともに、一人称視点映像と外部視点映像を組み合わせた大規模データセットEgo-Exo4Dを構築し、研究開発コミュニティに広く公開しました。人の様々な行動を一人称視点映像と複数の外部視点映像で捉えたデータセットとして世界最大規模です。1400時間を超える映像データに加えて、人の行動に関するアノテーション、人物行動理解における主要タスクのベースラインモデルが提供されており、映像から人の複雑な行動を理解するAIの開発に大きく資することが期待されます。
2023.12.04 トピックス 【報告】NSFワークショップ「Discover the “Pathways to the Future”-Connecting Communities through Sustainable Urban Mobility-」を開催(開催日:2023/10/15)
2023.12.01 プレスリリース 【共同発表】単一コロイド量子ドットで電気伝導の評価と制御に成功~「人工原子」デバイスの応用に前進~(発表主体:東北工業大学) 東北工業大学工学部電気電子工学科の柴田 憲治 教授は、#東大生研 の平川 一彦 教授、東北大学 材料科学高等研究所(WPI-AIMR)の大塚 朋廣 准教授(同大学電気通信研究所兼務)、東京農工大学 大学院工学研究院のサトリア・ビスリ 准教授、理化学研究所創発物性科学研究センターの岩佐 義宏 チームリーダーらと共同で、1個の半導体コロイド量子ドットを用いた単一電子トランジスタで室温動作を実現し、従来、困難だったコロイド量子ドット1個の電気伝導の評価と制御に成功しました。コロイド量子ドットの光電デバイスや量子情報デバイスへの応用に大きく前進しました。
2023.11.27 プレスリリース 【記者発表】人間活動による温暖化が東アジアの夏季 前線性豪雨を激甚化 ――地球温暖化と前線性豪雨の強度の関係を初めて証明―― #東大生研 の金 炯俊特任准教授らと、東京工業大学 環境・社会理工学院 土木・環境工学系 内海 信幸准教授らの研究グループは、過去60年間に観測された東アジア地域の前線性豪雨の強度増加に、人間活動による温室効果ガス濃度増加の影響があることを、気候シミュレーションを活用して初めて証明しました。前線性豪雨の影響を大きく受ける東アジアの大都市などにおいて、近い将来の気候変動への効率的な対応に必要な情報を提供しています。
2023.11.24 プレスリリース 【共同発表】宇宙線測位の世界記録を大幅に更新(発表主体:国際ミュオグラフィ連携研究機構) 東京大学 国際ミュオグラフィ連携研究機構は、同大学 #東大生研 、同大学 大学院新領域創成科学研究科、国際ミュオグラフィ研究所と共同で、GPSが使えない屋内等におけるセンチメートルナビゲーションに成功しました。GPSが使えない屋内等における無線高精度時刻同期範囲を1桁以上向上し、宇宙線測位の実用化に向けて大きく前進しました。
2023.11.20 トピックス 【報告】沖 一雄 特任教授 に生産技術研究奨励会が顕彰授賞(開催日:2023/11/8) #東大生研にて、一般財団法人 生産技術研究奨励会 2023年度顕彰の授賞式が挙行されました。