2019.06.03 プレスリリース 【記者発表】コロイドゲルはどのようにして弾性を獲得するか 田中 肇 教授らの研究グループは、共焦点顕微鏡を用いて、コロイド粒子すべての位置を補捉しながらコロイドゲルの形成過程を3次元的に観察することに成功するとともに、その微視的構造、力学的特性の時間変化を測定することにより、ゲル化に伴う弾性の発現の起源を明らかにすることに成功しました。
2019.05.28 プレスリリース 【記者会見】3300V級シリコンIGBTで5Vゲート駆動のスイッチングに世界で初めて成功 更屋 拓哉 助手および平本 俊郎 教授を中心とする研究グループは、3300V級の耐圧を有するシリコン絶縁ゲートバイポーラトランジスタのスイッチングを、5Vという低電圧のゲート駆動で初めて実証することに成功しました。
2019.05.07 プレスリリース 【記者発表】新しい原理のテラヘルツ検出器を開発 平川 一彦 教授、張 亜 特任助教(現:東京農工大学 准教授)を中心とする研究グループは、MEMSと呼ばれる微小機械共振器構造を用いて、室温で、高速・高感度にテラヘルツ電磁波を検出する新しい動作原理の素子を開発しました。
2019.04.25 プレスリリース 【共同発表】燃料電池の電極を原子レベルで観察し、理論的に明らかにする(発表主体:九州大学) 九州大学稲盛フロンティア研究センター古山 通久教授、九州大学工学研究院 松村 晶教授、東京大学生産技術研究所 梅野 宜崇准教授らの共同研究グループは、燃料電池の電極を原子レベルで観察し、化学反応の動的過程を理論的に明らかにしました。
2019.04.19 プレスリリース 【記者発表】大脳の領域同士の「つながり」をまねた人工神経組織をヒトiPS細胞から作製 池内 与志穂 准教授の研究グループは、ヒトiPS細胞から2つの大脳神経組織を作製し、それらを軸索が束状にあつまった組織でつなぐことに成功しました。
2019.04.16 プレスリリース 【記者発表】ミレニアム開発目標(MDGs)の飲料水課題は、なぜ達成されたのか 沖 大幹 教授らの研究チームは、百数十編に及ぶ膨大な文献を調査し、半世紀以上に及ぶ水問題解決に向けた国際的な目標の経緯を追跡した。その結果、MDGs が史上初めて達成された飲料水に関する世界目標であることが分かった。
2019.04.03 プレスリリース 【記者発表】コロイドの凝集過程をきわめて精密に予測 田中 肇 教授の研究グループは、コロイドが凝集していく過程を、共焦点顕微鏡により1粒子分解能で、3次元的に観察することに成功するとともに、独自のシミュレーション手法により、恣意的なパラメータを一切含まずに、実験結果をきわめて正確に再現することに成功した。これにより、コンピューターをベースとした、コロイド分散系を中心とするソフト・バイオマターのマテリアルデザインに新たな展開をもたらすものと期待される。
2019.04.02 プレスリリース 【記者発表】世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えたときと2.0℃に抑えたときの影響を比較 ~パリ協定の目標達成で、洪水と渇水が続いて起こるリスクを大幅に低減~ 金 炯俊 特任准教授らの研究グループは、地球温暖化による世界の平均気温上昇を1.5℃に抑えることによって、2.0℃上昇の場合と比較して、洪水と渇水が続いて発生するような災害のリスクを大幅に減らすことができるとする研究結果を発表した。
2019.03.29 プレスリリース 【記者発表】世界初の大規模調査!3台のロボットが連携し、海底3次元画像を取得 ~コバルトリッチクラストの賦存状況の調査への貢献に期待~ ソーントン ブレア 准教授の研究チームは、JOGMECの委託を受け、コバルトリッチクラストが分布する、南鳥島南西の拓洋第5海山において、1平方キロメートルにおよぶ面積の海底面の3次元画像を、航行型とホバリング型の2種類の自律型海中ロボットおよび遠隔操作無人探査機を用いて、短期間のうちに効率的に取得しました。
2019.03.26 プレスリリース 【共同発表】地方公共団体が保有する都市計画基礎調査(土地・建物)のゾーン集計データのオープン化および オリジナルデータの借用申請手続きのWeb化を開始 ~G空間情報センターで先行的に86市町分のデータをオープン化~(発表主体:社会基盤情報流通推進協議会) 関本 義秀 准教授及び一般社団法人 社会基盤情報流通推進協議会は、計86市町分の都市計画基礎調査データを、国土交通省都市局にて平成31年3月に策定された「利用・提供ガイドライン」等に準拠する形で、G空間情報センターのWeb上で公開しました。また、そのオリジナルデータに関して、標準的な申請フォーマットを準備し、借用手続きもWeb上で可能にしました。