2024.02.14 トピックス 【報告】第9回価値創造デザインフォーラム「だれでもデザイン?- 科学と社会をつなぐ未来のクリエイション」(開催日:2024/2/2) 2月2日(金)に、第9回価値創造デザインフォーラム「だれでもデザイン? - 科学と社会をつなぐ未来のクリエイション」を渋谷スクランブルスクエア15階SCRAMBLE HALLにて開催した。
2024.02.13 プレスリリース 【記者発表】半導体量子ドット中の電子とテラヘルツ電磁波との強結合状態の実現に成功――量子情報処理技術への応用に期待―― #東大生研 の黒山 和幸 助教、平川 一彦 教授らによる研究グループおよび、同大学 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構の荒川 泰彦 特任教授、權 晋寛 特任准教授らによる研究グループは、半導体量子ドットと呼ばれる電子の個数が制御可能なナノ構造を導入することで、たった数個の電子とテラヘルツ電磁波とのハイブリッドな量子状態を生成・観測しました。テラヘルツ電磁波と電子の両方を半導体ナノ構造中に閉じ込めることにより、非常に強く相互作用させ、光と電子の両方の性質を併せ持ったハイブリッドな量子状態を実現しました。ハイブリッドな量子状態を用いることにより、電子が持つ量子情報を、テラヘルツ電磁波を介して遠方に運ぶことができるため、半導体量子ビット間の集積回路基板上での量子情報の伝送や、そのような技術をさらに発展させて、大規模固体量子コンピュータへの応用が期待されます。
2024.02.13 トピックス 【報告】特別・合同シンポジウム 貴金属の製錬・リサイクル技術の最前線(第11回貴金属シンポ)に約210名が参加(開催日:2024/1/12) 1月12日(金)に、#東大生研コンベンションホールにおいて、特別シンポジウム「貴金属の製錬・リサイクル技術の最前線 (第11回貴金属シンポ)」が開催されました。
2024.02.09 トピックス 原子の観察におけるブレークスルー [UTokyo-IIS Bulletin Vol.13] セラミックなどの工業材料は、どのように原子レベルで変形し、破壊するのか――。近年、破壊のメカニズムを原子のレベルで解明しようと、シミュレーション研究が盛んに行われてきました。しかし、シミュレーションの結果が妥当かどうかの検証には、原子の振る舞いを実際に顕微鏡で観察することが必要ですが、技術的な課題があり、長年困難とされてきました。そんな時、世界でも類を見ない研究成果を打ち出したのが、 #東大生研 の栃木 栄太 准教授です。透過型顕微鏡(TEM: Transmission Electron Microscopy)とMEMS(Micro Electro Mechanical Systems: 微小な電気機械システム)の技術を融合させて、原子レベル観察における最大の課題を解決。結晶材料が原子レベルでどのように変形し、壊れるかをリアルタイムで観察することに成功しました。
2024.02.09 トピックス 見えない世界を感知する [UTokyo-IIS Bulletin Vol.13] 分子やイオン、ウィルスなど目に見えない物質は、人間にとって有益にも有害にもなり得えます。その検査は、防疫や健康管理、創薬、環境保護などの視点から近年、ますます重要度を増しています。しかし、従来の検査は、大がかりで高価な機器と専門的な知識が必要とされ、検査の迅速化やコスト削減が課題となっていました。 #東大生研 の南 豪 准教授は、試薬の色素変化や電子チップを用いた、簡易で安価なセンサを開発して課題を解決。我々の生活に密着した汎用センサの社会実装を目指しています。
2024.02.08 プレスリリース 【記者発表】充電の心配なく電気自動車で日本中を旅行できる モビリティ社会像を提示 ――高速道路上における走行中ワイヤレス給電の最適配置と経済性を検証―― #東大生研 の本間 裕大 准教授らによる研究グループは、電気自動車(EV)が給電するための、日本の高速道路における走行中ワイヤレス給電システム(WPTS)の最適配置を、数理最適化手法および詳細な地理情報データに基づき厳密に導出しました。新東名・名神および東北自動車道での検証のいずれでも、わずか50km敷設するだけで95%以上の移動がカバーできることが判明し、インフラとしてのWPTSの高い経済性と実用性を証明しました。WPTSの配置に高い自由度があることを世界で初めて示し、充電するタイミングと空間を制御することによって、再生可能エネルギー等の有効利用にも貢献できることを提言しました。
2024.02.08 トピックス 【報告】2023年度UTokyoGSC-Next 四期生・五期生合同成果発表会を開催(開催日:2023/11/23) 11月23日(木・祝)、#東大生研 コンベンションホールにて、UTokyoGSC-Next*1の四期生・五期生合同成果発表会が開催された。
2024.02.07 トピックス 【報告】UTmobIフォーラムを開催 (開催日:2024/1/23) 1月23日(火)、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構 (UTmobI) による研究活動の社会への発信と今後の連携を目的としたUTmobIフォーラムが、東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライトとオンラインのハイブリッド形式で開催された。